1926年の創立以来、クラレは社会的課題の解決と価値創造の追求に邁進してきました。現在では、スペシャリティ化学企業としてグローバルに事業を展開しています。2026年に100年の節目を迎え、これまでの歩みを礎に、次の100年に向けて新たな可能性を切り拓いてまいります。
クラレでは、可能性はいつも最初の一歩から始まります
クラレの歩みは1926年、レーヨンの事業化への挑戦から始まりました。その一歩を起点に、繊維で培った高分子化学・合成化学の独自技術を生かして、幅広い分野と暮らしを支える素材を生み出してきました。
今日、クラレは、グローバルなスペシャリティ化学企業として、小さな可能性を社会の確かな価値へとつなげています。
創立
1920s-1950s
クラレは1926年に岡山県倉敷市で化学繊維レーヨンの事業化を目的として創立されました。1950年代には、ポリビニルアルコール(PVA, PVOH)繊維を事業化し、木綿に代わる衣料用材料として供給を行いました。


1960s
1960s
天然皮革の構造を再現した人工皮革〈クラリーノ®〉の開発やポリエステルの技術導入を行いました。また、日本で初めて国交回復前の中国にビニロン製造プラントを輸出しました。


1970s
1970s
世界初の合成法によるイソプレンケミカル製品をはじめ、ガスバリア性の高い機能性樹脂〈エバール®〉、歯科材料・人工臓器・コンタクトレンズなどのメディカル製品、外資との合弁による不織布製品などの新規事業を相次いで立ち上げました。


1980s
1980s
ソフトコンタクトレンズ、光ディスク、オプトスクリーン、メルトブローン不織布などの製品でポートフォリオを拡充し、人工皮革〈クラリーノ®〉やEVOH樹脂〈エバール®〉におけるジョイントベンチャーを通じて、アメリカとヨーロッパでの存在感を強化しました。


1990s
1990s
熱可塑性エラストマー〈セプトン®〉、水溶性PVA繊維〈クラロンK-II®〉、耐熱性ポリアミド樹脂〈ジェネスタ®〉を事業化しました。また、ベルギーにEVOH樹脂〈エバール®〉、シンガポールにポバール樹脂の生産拠点を相次いで設けました。 また、寄付金マッチングギフト制度を開始し、初めての「子ども化学教室」を開催しました。


2000s
2000s
ポバール(PVA, PVOH)関連事業やPVB事業、液晶ポリマー繊維〈ベクトラン®〉を含む戦略的買収、米国での熱可塑性エラストマー〈セプトン®〉の生産開始など、重点事業のグローバルへの拡大が加速しました。クラレグループの独創的な技術・製品は世界中で広く活用され、海外売上高比率が飛躍的に伸長しました。


2010s
2010s
継続的な海外M&Aやアライアンスを通じて、水と大気の浄化に貢献する活性炭、物流の負荷軽減・フードロス削減に貢献するバイオマス由来のガスバリア材〈PLANTIC®〉など、グローバルで自然環境・生活環境に貢献する事業・製品の拡大を図りました。


2020s
2020s
「世のため人のため、他人(ひと)のやれないことをやる」という使命のもと、クラレは独自の技術で、これからの社会に求められる課題に挑み続けます。世界初の再生医療向けPVAマイクロキャリアや、PFAS対策に貢献する活性炭など、次世代を支える素材と新たなソリューションの創出に取り組んでいます。


今日のクラレ
- 100
私たちは2026年に100周年を迎えました。
- 12,000
人のクラレグループ社員
- 32
か国・地域に拠点
私たちの活動
創業者・大原孫三郎は、「社会から得た財はすべて社会に返す」という考えを大切にしました。その精神は、地域の医療・福祉や教育・文化、人々の生活環境の向上に貢献してきた歩みに受け継がれ、今も、人々にとって価値のある製品や事業を通じた社会貢献と、社会課題に向き合う取り組みにつながっています。
読む世界的な取り組み
クラレグループは、世界中の自然災害や戦争被害地域への人道支援を複数のNGOなどへの寄付を通じて実施しています。近年では、2023年のトルコ・シリア地震や、2024年の日本・能登半島地震への支援を行いました。
読む教育・健康・共生社会の支援
長年にわたり「ランドセルは海を越えて」キャンペーンを実施し、アフガニスタンなどの子どもたちに163,000個以上のランドセルを届けてきました。 現地の子どもや母親たちの困難な状況を理解し、クラレ財団により公益財団法人ジョイセフを通じて母子医療に特化した支援も実施しています。 また、クラレの作業所や大原記念労働科学研究所の支援を通じて、障がい者の雇用促進にも取り組んでいます。
読む日本文化の保存
クラレは倉敷市で創業し、創業者の文化への深い思いを受け継いでいます。創業者が地元市民のために収集した西洋絵画は、大原美術館の設立につながりました。現在もクラレは、大原美術館や愛媛民芸館などの文化施設を支援し、クラレ財団を通じて日本文化の研究者を顕彰し、絵画の修復や若手芸術家の育成を行っています。
読む倉敷事業所・くらしき研究所センター
球技大会、サマーフェスタ、クリスマスイルミネーションを通じた地域交流のほか、清掃ボランティア、子ども向け化学教室、遊具の寄贈などを継続しています。また、構内の緑地「小鳥の森」は生物多様性保全の取り組みが評価され、JHEP認証で最高ランク(AAA)を取得しました。
読む西条事業所
観桜会の実施とその映像配信、子ども向け化学教室、サマーフェスティバルを通じて地域交流を深めています。そのほか事業所周辺の清掃ボランティアや図書の寄贈、愛媛民芸館の支援など、地域への貢献と共生を重視し、持続的に発展できる事業所を目指しています。
読む岡山事業所
絵画・書道コンクールや職場体験、図書の寄贈など教育支援のほか、清掃活動といった環境保全活動にも重点を置いています。そのほか、事業所施設を開放して実施した夏祭り、バレーボール教室を通じた地域との交流、地域施設への寄付なども実施しています。
読む新潟事業所
「桜まつり」の開催や民謡流しへの参加、中学生ソフトテニス大会の開催、子ども向け化学教室の実施のほか、環境保全・地域福祉活動を通じて、地域から信頼される事業所を目指しています。
読む鹿島事業所
化学教室やスポーツ大会、障がい者施設との交流、「ふれあい募金」を通じた図書寄贈を継続しています。また生物多様性を保全する取り組みの一環として、神栖市のコウノトリ保護活動へ寄付による支援に対し、市から感謝状が贈呈されました。
読む鶴海事業所
“海と陸の豊かさを守り、住み続けられる街づくり”を合言葉に、2023年から新たに生物多様性保全に関する取り組みを開始しています。海岸清掃のほか、生物多様性を学ぶイベントや海のゆりかごといわれているアマモの再生活動を実施しています。
読むつくば研究センター
弱視者が参加するロービジョンフットサルのスポンサーとなっていることをきっかけに、当センターのフットサル同好会が交流戦の開催などを通じて、地域との交流の輪を広げています。2024年には、地元の生徒を招待し、研究センターの見学や座談会を開催しました。
読む大阪事業所
大阪・梅田の地域イベントへの協賛、入居するオフィスビル主催行事への参加などを通じて、この地区で働く方々の交流と活性化に寄与しています。また、公益財団法人大阪日本民芸館の評議員の一員として、伝統工芸品の優れた技術を伝える役割の一旦を担っています。
読む東京本社
同じビルに入居する企業との交流イベントや災害備蓄品の寄付、中央区・葛飾区の小学校への図書寄贈を行いました。また、20年以上続けている「ランドセルは海を越えて」の推進やクラレ財団の運営、災害支援など、継続的な社会貢献にも取り組んでいます。

























